シーサー・イズ・マモリガミ!

神秘の沖縄大冒険

【OKINAWAコラム】モアイ。

      2015/02/06

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僕が小学生の頃、父親にこんなことを言われました。

『今日はモアイに行ってくるから。』

 

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当時の脳内イメージ。

 

突然イースター島に旅立つことにしたのかと驚き、『いつ帰ってくるの!?』と聞いてみたところ、『うーん。12時までには帰ってくるよ。』との返答。

『あぁ、イースター島って案外近いんだなぁ。』と思ったのを覚えています。

その日から父は数年間、月に一回は『モアイ』に行くようになりました。

 

 

その後、中学生になるまで父親の言う『モアイ』の意味をサッパリ理解していなかった僕ですが、もちろん僕の父親はイースター島に出かけていたわけではありません。

 

実は『モアイ(模合)』とは、沖縄に昔からある相互扶助のシステムのことで、定期的に1人ずつ順番に金銭の給付を受け取る金融の一形態を指します。

文字で説明するとわかりにくいので、図を用いて説明してみますね。

 

 

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図A:6名のモアイでモアイを行う場合

 

模合には複数の参加者が必要です。

最低2人以上いれば開催できますが、5名~10名程度で行われることが多いです。

 

模合を行う場合、まずは期間と金額を決める必要があります。

たとえば、期間を月一回・金額を5,000円と決めて行った場合、模合の参加者は月に一回、5,000円を持って全員で集まります。

 

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図B:水色モアイウハウハ

 

そして、持ち寄った5,000円を、参加者のうち誰か1人にプレゼントしちゃうのです。

図のように6名で行う模合の場合、誰か一人は25,000円も貰えちゃうことになります。ウハウハです。

 

模合で貰ったお金は基本的に何に使っても構いません。

子供の学費に充てたり、旅行に行ったり、貯金したっていいんです。

全額募金したっていいですし、全額ギャンブルに使ってもいいです。全額僕にくれても構いません。僕にください。

 

 

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図C:青モアイウハウハ。

 

そして翌月にはまた同じように全員で集まり、今度は別の人に全員で5,000円をプレゼントします。

これを延々と繰り返すのが模合の基本システムです。

 

みんなで積立貯金していくイメージですね。

こうすれば、連帯責任の意識で嫌でもお金が溜まっていきますから、普段はできないような大きな買い物もできます。

 

ただし、参加者の誰かがお金をもらった途端に脱退した場合などに残った人が損をしてしまうので、模合は、友人や親戚、会社関係など、『このメンバーならお金を持ち逃げしないだろう』という信頼のおけるメンバーで行われるのです。

模合というシステムはお互いの信頼関係によって成り立っているんですね。

 

よって、

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メンバーの中に、あきらかに泥棒というような奴が混ざっていた場合、健全な模合を行うことはできません。

 

 

 

また、模合で集まるときは普通、お金を渡して『ハイおしまい。また来月』という感じではなく、そのまま飲み会が始まるのが一般的であるため、多くの場合模合自体は単なる言い訳で、仲間内で集まって飲み会を行いたいというのが真の目的だったりします。

 

もしアナタが『一緒に模合やらない?』と誘われた場合、アナタがその人から一緒に飲み会をしたい相手だと思われているということですし、あきらかに泥棒だとは思われていないということでしょうから、喜ばしいことですよね。

 

模合に誘われる、ということは、信頼されている証なのかもしれません。

 

 

僕は模合に参加したことがありません。(察してください)

 

 

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