シーサー・イズ・マモリガミ!

神秘の沖縄大冒険

本部の石獅子 ~濡れ衣だぜ~

   

オセロット!昆布山葵です。

本日ご紹介いたしますのは、南風原町にあります本部の石獅子

以前ご紹介した照屋の石獅子深い関係にある古いシーサーです。

 

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シーサーと言っても、石獅子の多くは今のシーサーとは顔が全然違います。

中でも本部の石獅子はシーサーってよりむしろトーテムポールみたいな顔をしていますね。

 

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案内板には、

この石獅子は、字本部の南南西の方向にある東風平の八重瀬に対するフーチゲーシ(邪気返し)の目的で造られたと伝えられている。
八重瀬がヒーザン(火山)として恐れられていたことは南部一体に広く伝承されている。
また、これは形態・表情が他の石獅子とくらべユニークな点が特徴である。

とだけ書かれています。

要するに、本部の石獅子は顔がシーサーっぽくない点を除けば、何の変哲もな魔除け用の石獅子ですよ、ということですね。

沖縄では昔から、邪気を発する山をフィーザン(火山)と呼び、邪気を防ぐためにはフィーザンに向けて石獅子を置くことが有効だと考えられていました。

本部の石獅子も同様で、村に邪気が入り込まないように、当時ここにあった本部村の入口に置かれた魔除けだったのです。

 

しかし、本部の石獅子の設置は、当時の人々の争いの種になったといわれています。

どうゆうことかというと…

 

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地図上で緑に塗られているのが本部の村青に塗られているのが照屋の村です。

邪気を発するフィーザンは、さらに南の方角に位置しています。

つまり、本部の石獅子をフィーザンに向けるということは、照屋の村に石獅子を向けるということでもあるわけです。

 

本部に石獅子が設置されたのを見た照屋の人々は、

『本部の村の奴ら、うちの村に邪気を跳ね返す気だな!?』と考え激怒したそうな。

本部の村と照屋の村はもともと仲が悪かったこともあり、当時はかなりのイザコザになったと伝わっています。

 

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ちなみにこれは以前ご紹介した照屋の石獅子

この石獅子は照屋の村に設置されたものですが、フィーザンではなく本部の石獅子に向けて設置されています。

本部の石獅子から跳ね返ってきた邪気を、照屋の石獅子で本部の村に跳ね返そうという魂胆で作られた珍しい石獅子です。

 

しかも照屋には本部に向いた石獅子が二体残っています。

やられたらやり返す…!倍返しだ!!

ってまさにこうゆうことですよね。

 

 

 

 

 

それでは最後に、本部の石獅子の基本情報です。

名前 本部の石獅子(もとぶのいしじし)
タイプ 史跡/シーサー
住所 南風原町字本部145-
電話番号 --
入場料 無料。
定休日 年中無休
営業時間 見学自由
所要時間 5分
駐車場 無し
マップ
南風原町字本部145-7
トイレの綺麗さ 無し
服装 オールOK。
キャッチフレーズ --
観光客へのオススメ度

文化財超好きな人向け。

地元民へのオススメ度 ☆☆

石獅子超好きな人向け。

ディープスポット度 ☆☆☆☆

地元民じゃなきゃ知らないレベル。

接客 --
バリアフリー

道沿いなので車から降りなくても見られます。

周辺の観光地 飛び安里初飛翔記念碑まで車で10分

識名園まで車で20分

備考 住宅街なので近隣の住民のご迷惑にならないよう見学してくださいませ。

 

尚、この情報は記事作成時(2015年8月)時点のものであり、現在の情報と異なる場合がありますのでご注意くださいませ。評価に関しても管理人・昆布山葵の独断ですからあくまで参考までに!

 

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本部の石獅子『悪気とか無かったのに…』

 

 

それではまた!

 

 

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←『濡れ衣』で検索したらコレが出たんだけど、濡れ衣って下ネタだっけか?
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