シーサー・イズ・マモリガミ!

神秘の沖縄大冒険

【沖縄名物図鑑】名護珈琲

      2015/02/06

午前6:00。

チチチ…という磯鵯の囀りと共に僕は目覚める。

起き抜けの気怠い体はまるで鉄葉細工のようにギギギ‥と音を立て、顔を洗うより先にテーブルへと向かう。

 

昨晩飲み干したバーボンの瓶をテーブルから払い除け、僕の朝は一杯の珈琲から始まるのだ。

屹度、僕は自宅さえ無事ならば、外が嵐だろうと、隣家が火事だろうと、一度落ち着いて寝起きには珈琲を飲むのだろう。

それほどに珈琲というものは僕の体の一部であり、謂わば『僕』という、社会に動かされる機械を動かす為の『電源』に値するものだ。

 

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とはいえ、僕は珈琲の専門家でもなければ、珈琲のアマチュアと呼ぶにも相応しい人間ではない。

単に、『珈琲が好き』なだけの一般市民に過ぎない訳だ。

本物の珈琲愛好家が聞けば怒るかも知れないが、正しいドリップ法だとか、豆の保存法、挽き加減、そんな細かなものに拘る必要はないと思っているし、現に気にしたことがない。

 

ただ、気に入った品種の珈琲豆を、量販店に平積みで売られているような安いドリッパーで漉し、父親から受け継いだ無骨な金属のカップで飲む。それだけでいい。

珈琲の世界が奥深いのは理解している。拘ればいくらでも美味くなるのだろう。

だが僕にとって珈琲は、そのように肩肘張ったものではない。

ただ、日常にある、当たり前の存在なのである。

 

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珈琲に詳しくない、と前置きしながらこの様な話をするのは恐縮だが、少しだけ珈琲について語らせてほしい。

珈琲に詳しくなくても、元々美味しい珈琲豆を使えば誰が淹れてもある程度美味い珈琲が飲めると、僕は思う。

 

では、どんな珈琲が『元々美味い珈琲』なのか。

どれか一つに絞るのは難しいが、僕は地元、沖縄県で生産されている拘りの『名護珈琲』を推したい。

 

キリマンジャロ・グァテマラ・コロンビア・トラジャ・ブルンディ…

世界には幾つも、有名な珈琲の産地があるが、日本でも珈琲が生産されていることは未だ、多くの人には知られていない。

 

というのも、良質な珈琲豆が栽培できる地域は『コーヒーベルト』と呼ばれる南北回帰線(北緯約25°南緯約25°)の熱帯・亜熱帯地方に限られており、日本の大部分がその圏外に位置するためだ。

 

しかし、日本では唯一、沖縄県のみがコーヒーベルトの圏内に含まれており、更に、昼夜の寒暖の差があること、珈琲豆に被害を齎す害虫がいないことなどから、沖縄県は珈琲の栽培に適しているといわれている。

 

名護珈琲と名付けられたこの珈琲は、初めて飲んだ人を例外なく驚かせる。こんな珈琲があったのか。今まで私が飲んできた珈琲は何だったのか。そう思う人も少なくないだろう。

何度も言うが僕は専門家ではない。だから僕の言うことなんてアテにならないと思って頂いても結構だが、名護珈琲は驚くほど風味豊かでコクがあり、力強さを持ちながら、抜けるような後味という矛盾。そして飲んだ後は気持ちが高揚してしまうほど、素晴らしい珈琲なのだ。

僕は、地元にこのような素晴らしい珈琲があるということを誇らしく思うし、この珈琲を世に知らしめたいと感じている。

 

そしていずれ、『ナンバー・ワンの珈琲産地は、日本の沖縄県である』と、世界の名だたる珈琲豆の産地の人々に、言わしめたいのだ。

 

 

 

 

おっと、珈琲のことになるとつい長々と語ってしまったが、これは僕のサイトらしくない記事だった。

『本物の珈琲好きでない』と自らを称しながら、やはり僕は何処かで珈琲愛好家と張り合いたいと思っているのかも知れないな。

 

 

 

最後に、この記事を此処まで呼んでくれた方に、いくつか謝りたいことがある。

 

 

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僕が珈琲好きなのは事実だが、名護珈琲は品質がいいだけあって、200gで2,160円と少々お高めなので、僕は普段Rootsアロマブラックを飲んでいる。

こんなに偉そうに語っておきながら、まさかの缶コーヒー派だ。

『珈琲の魅力を伝える為にハードボイルドな文体で書いてみよう。』と思ってツラツラ書いてみたら、まるで名護珈琲の大ファンのような書き方になってしまったが、ぶっちゃけ飲んだこともない。

 

というか、最初の方で『昨晩飲み干したバーボンの瓶を…』とか書いたけど、僕、お酒飲めない。

そもそも、『午前6:00。チチチ…という磯鵯の囀りと共に僕は目覚める。』の部分すらも嘘だ。

毎日二度寝するから、起きるのは8:00過ぎだし、僕を目覚めさせるのは、だいたい娘の泣き声もしくはかかと落としだ。

 

しかも、珈琲のまないと一日が始まらないなんてこともない。

起きたら大体『一日分の野菜』飲むから。

 

起き抜けの体がギギギ…と音を立てるのは本当。関節痛を患ってるから。

 

 

こんな嘘だらけの記事を書いておいて言えた義理ではないけれど、本当に珈琲は好き。こだわってないだけ。信じて欲しい。

あと、名護珈琲も、いずれ飲みたいと思ってるし、本当に素晴らしい珈琲だと思う。この二点だけは本当に本当。

 

信じてったら。

 

信じてよ…。ねぇ…。

 

 

 

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←もし名護珈琲の関係者様がこの記事を読んでたら、本当に心の底から応援してますんで、怒らないでください。すいませんっした。

 

VacaSta

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