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神秘の沖縄大冒険

【OKINAWAコラム】琉歌って何じゃい?

      2015/02/06

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 沖縄には『琉歌』というものがあります。

『琉球の歌』と書いて琉歌。そのままの意味なんですけどね。

 

琉歌は、日本の俳句や短歌のような言葉遊びの一種で、例えば俳句が『五・七・五』の計十七文字で構成されるのに対し、琉歌は『八・八・八・六』の計三十文字で構成されたものを指します。

俳句や短歌とは発音したときのリズムが全然違うので、他県の方が聞くと違和感があるかもしれませんね。

 

また、琉歌の大きな特徴として、『琉歌は本当に歌う』というのがあります。

『自然をうたった俳句』なんていっても、俳句は本当にリズムに乗せて歌うわけではありませんが、琉歌には曲がつけられて歌われます。

 

沖縄の民謡の歌詞は、その多くが琉歌で構成されているので、実は知らず知らずのうちに琉歌を聞いたことがあるって人も多いかもしれません。

例えば、沖縄民謡として有名な『てぃんさぐぬ花』なんかも琉歌です。

 

 

てぃんさぐぬ花。聞いたことのある人も多いはず。

 

てぃんさぐぬ花の歌詞を見てみると、

てぃんさぐぬ花や(八文字)

ちみさちにすみてぃ(八文字)

うやぬゆしぐとぅや(八文字)

ちむにすみり(六文字)

となっており、歌詞が八・八・八・六の見事な琉歌になっています。

ちなみにこの歌は、『鳳仙花の花は爪先に染めて、親の言いつけは心に染みわたる』という意味。

もっと砕いていうと、『ホウセンカの花でネイル染めたら魔除けになるから超GOOD。それ教えてくれたトーチャンカーチャンにマジ感謝。超リスペクト。親の教え、ちゃんとおれのココ(胸トントン)に染み渡ってる。マジ、サンキュな。』というような意味が込められた歌なのです。

てぃんさぐぬ花は親への感謝の気持ちを歌う琉歌なんですよ。

 

 

てぃんさぐぬ花以外にも有名な琉歌として、

 

恨む比謝橋や 情けないぬ人の わぬ渡さともて かけておきやら(あの恨めしい比謝橋は、情けのない人が、私を売り渡すために架けた橋なのでしょうか)

 

恩納松下に 禁止の碑のたちゆす 恋しのぶまで 禁止やないさめ(村からの外出を禁止する立て札があろうとも、恋心までは禁止できないだろう)

 

などがあります。

琉歌には、俳句のように季語を入れなくてもOKなので、様々な情景を自由に歌うことができます。

だから恋の歌とか、恨みの歌とか、歓迎の歌とか、いろんな歌があります。沖縄の民謡はこういった歌詞で構成されているんですね。

 

 

では最後に、僕が考えた琉歌をひとつ歌ってみます。

 

とぉびーらーぬやーまや しかきてぃうぃたら やーるーやかかてぃ しかんださや

 

この歌は沖縄に住む生き物の命の儚さを表現してみました。

具体的には『ゴキブリホイホイ仕掛けといたら、なんかゴキブリじゃなくてヤモリがかかっててドン引き。』という意味の琉歌です。

 

みなさんも、気軽にオリジナルの琉歌を歌ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

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