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神秘の沖縄大冒険

あの世で使うためのお金!”うちかび”とは

   

沖縄のスーパーマーケットには、あの世で使うためのお金が売られています。

それが、うちかびと呼ばれる紙です。

 

 

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黄色っぽい紙に、丸い銭型の模様が打ち付けられています。

”うちかび”は漢字で”打ち紙”と書き、”紙銭”と呼ばれることもあります。

 

あの世で使うお金…といっても、自分が死んだ時に使う訳ではありません。

主にお盆の時に、ご先祖様にお供えする為に使われるのです。

沖縄ではお盆の最終日(ウークイと呼ばれる)に、あの世から帰ってきたご先祖様の霊を、あの世に送り返す儀式をします。

その時、ご先祖様があの世で貧乏な暮らしをしないように、うちかびを持って行ってもらうわけです。

うちかびの使い方は簡単。ご先祖様を見送る時に、仏壇の前もしくは玄関先で燃やすだけ。

燃やせば霊体のご先祖様でも持ち帰れるのだそうです。

 

燃やす枚数は、地域によって違うのか、宗派によって違うのか定かではありませんが、3枚だとか7枚だとか言われています。

ごめんなさいアバウトで…僕の実家でもお盆の時はちゃんとうちかび燃やすんですけど、うちの実家、ビビるぐらい適当なので正確な枚数があやふやなんですよね。

 

実家では長年、『1枚でいいんじゃないか』という父の意見に従って毎年1枚だけ燃やしてたんですけど、親戚にユタ(沖縄の祭事を取り仕切る霊能力者)がいるうちの妻が『うちの実家では3枚です』と言ったことで、少なくとも1枚では少なすぎることが判明。

『うっそだろwwwじゃあウチのご先祖様wwwあの世で超貧乏じゃんwwww』と爆笑の我が家。(笑い事ではない)

その年以来、『ご先祖様☆お金持ちになあれ☆』とばかりにうちかびを10枚くらいまとめて燃やすようになりました。

お坊さんが聞いたらめっちゃ怒られそうな話ですけど、『大切なのは気持ち。そう、作法ではなく、ご先祖様を敬う気持ち…!』と言って憚らないのが我が家の家訓。

『ご先祖様も食べたいだろう』ということで仏壇にハンバーガー供える家に何言っても無駄です。

これが我が家に伝わる作法なのだから仕方ありません。むやみにファンキーだったじいちゃんのスピリットを受け継いでいるのだから、注意されたって治せません。じっちゃんの名は俺が守るってばよ。

 

ちょっと話それましたが…

今、妻に確認してみたらやっぱり3枚が正しいのではないかとのことでした。

ただし、やっぱり妻も『家庭によって違うとは思う。ただ、うちかびを束ごと全部燃やす家も、仏壇にハンバーガーが飾られている家も初めて見た』と言っているので、その家庭に伝わっているやり方でやるのが一番なのかも知れませんね。(今年のお盆はフライドポテトも供えようと決心しながら)

 

 

 

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