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神秘の沖縄大冒険

飛び安里初飛翔記念碑 ~ライト兄弟より先に飛んだ男~

      2015/02/06

オセロット!昆布山葵です。

本日ご紹介いたしますのは、南風原町にあります飛び安里初飛翔記念碑

…まずは飛び安里という人物についてご説明しなくてはなりませんね。

 

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ぜんぜん人が来ないのでジャングルに飲み込まれそうな記念碑の案内板には飛び安里について、こう書いてあります。

 

「飛び安里」(安里周當)は、琉球王朝時代(18世紀後半)に独自の「飛行機」を考案して、世界で初めて大空を飛んだと伝えられています。

彼はまた、王家の花火師として中国からの冊封使歓待の折『松竹梅』という仕掛け花火を打ち上げたとも言われます。

「飛び安里 は、首里鳥堀に生まれ、のちにここ津嘉山(屋     に移り住み、この地高津嘉山や      いろな工夫を凝らして大空

  に挑ん

        飛び安里」は今から約200年も前に、

        を夢見た壮大なロマンと冒険の持ち主

           取り   た 世界に誇れる人物と

 

       広く後     るた     ここに

                    3     6

 

後半、草が邪魔でなんて書いてあるのか読めません。

『かゆい うま』みたいになってます。

 

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もっと近づいて読もうと思ったら、でかいハチが群れで飛んできたので断念。

 

案内板が案内してくれないので、改めて僕からご説明いたします。

ちょっと長いので、読むのがめんどくさい方は最後の一行だけ読んでくださいね。

 

飛び安里とは、18世紀の琉球王国(現在の沖縄県)に住んでいた人物であり、彼は独自に考案した飛行機で空を飛んだと言われています。

琉球王家御用足しの花火師であった安里周當という男が『初代』飛び安里なのですが、彼が作った飛行装置は簡素な造りの凧のようなものでした。ゴエモンとか鼠小僧とかルパンとかが、こぞって逃走の時に乗り込むアレみたいなやつです。

しかし、幾度となく行われた飛行実験で、凧みたいなアレでは結局最後まで飛ぶことができなかった周當でしたが、何度も空を飛ぼうとする彼のことを、人々は『飛び安里』と呼ぶようになりました。

と、ここまでなら単なる失敗談。どころかおじさんのニックネーム誕生ヒストリーでしかありませんが、話はここで終わりません。

時は流れ、安里周當の四男として産まれた安里周祥という男が、父の『そーらをじゆうにーとーびたーいなー遺伝子』を受け継ぎ、飛行機開発に着手しました。そう、二代目飛び安里襲名です。(初代は飛んでないけど)

周祥は全長4m、翼幅9m、全高2mの飛行機を制作

弓の弾力性を補助として脚力で羽ばたくという、なんかよくわかんない仕組みの飛行機は、高津嘉山の丘の上からちょっと飛び、琉球王家からの恩賞にあずかったのです!

要するに、飛び安里とはライト兄弟よりも100年以上前に飛行機を開発したとされる沖縄の偉人なのです。

 

『ライト兄弟より100年以上前に飛行機を開発した』とかいうとめちゃくちゃすごい感じがしますが、

・飛び安里の飛行機はちょっとしか飛んでない(正確な飛行距離は不明)

・飛行機というより、グライダーのような代物

・だから『飛行した』というより『滑空した』が正しい説

・設計図などは諸事情で燃えたので残っていない

・伝承通りの仕組みでは航空力学上、絶対に飛ばない

・でもやっぱり『滑空』くらいならできそう

などなどの否定的な意見も多いことを明記しておきます。

どっちがすごいかっていうと、やっぱりライト兄弟のがすごい。

 

僕は飛び安里について、けっこう肯定的な立場なんですけどね。

アンパンマンだって航空力学上、絶対に飛べないはずだけど飛んでるし。夢がありますからね。

 

 

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前置きが長くなっちゃいましたが、そんなフライング・ヒューマノイドこと飛び安里が飛び立った高津嘉山という場所に建てられているのがこれ、飛び安里初飛翔記念碑というモニュメント。ジャングルに飲み込まれ気味ですね。

沖縄に来たことがないって方は、是非覚えておいてください。ハブってやつぁ、こうゆうところに潜んでるんですよ。

僕は案内板の写真撮りたくてこの藪に島ぞうりで突入しましたが、命が惜しければこうゆうところには入らないようにしましょう。

 

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記念碑の裏側は崖になっていて、眼下には津嘉山の町並みが見えます。

飛び安里はここから飛びおr…飛び立ったのでしょうか。

 

自ら造り上げた飛行機を両手にもって飛び出した。

雲より高く、まだ遠く、勇気一つをともにして。

でも生き延びちゃって、だからこその偉人。そんな感じ。

 

 

 

 

 

それでは最後に、飛び安里初飛翔記念碑の基本情報です。

 

名前 飛び安里初飛翔記念碑
タイプ 記念碑/ディープスポット
住所 沖縄県島尻郡南風原町津嘉山
電話番号 --
入場料 無料。
定休日 年中無休
営業時間 見学自由

※但し、危険なので日中の見学をオススメします。

所要時間 20分

※記念碑見学自体より、高津嘉山に登る為の時間が必要です。

駐車場 無し
アクセス 那覇空港から国道331号線→国道329号線に入り、仲井真交差点で右折。津嘉山(南)で左折して県道507号線に入ったら再び左折。しばらくすると見えてくる東部消防署南風原出張所に向かいに、高津嘉山に登る階段があります。
トイレの綺麗さ 無し
服装 めちゃくちゃ階段を登ります!動きやすい格好かつ、ハブに噛まれないよう頑丈な長ズボン、あとハチに刺されないように長袖!重装備がオススメ!
キャッチフレーズ --
観光客へのオススメ度

楽しい観光の時間を費やすには、ちょっとリスクが高いぜ!

地元民へのオススメ度 ☆☆

このサイトに載ってる以上の収穫は、特にないと思いますが、歴史好きな方はどうぞ!

ディープスポット度 ☆☆☆☆☆

観光客は年に10人も来てないだろうな。ここぞディープスポット。

接客 --
バリアフリー ×

※山の上まで、危険生物蠢く階段で登ります。

周辺の観光地 おきなわワールドまで車で20分

識名園まで車で15分

シーサーの生息数 0体。
備考 マジでハブ対策だけはしていきましょう。

 

尚、この情報は記事作成時(2014年5月)時点のものであり、現在の情報と異なる場合がありますのでご注意くださいませ。評価に関しても管理人・昆布山葵の独断ですからあくまで参考までに!

 

ちなみに。

飛び安里の飛行機の1/2サイズレプリカってのが、とある場所に保管されてます。

 

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というわけで、南風原町民でもないのにやってまいりました、南風原町役場

ここには、1999年には実際に飛行実験に成功したという飛び安里の飛行機レプリカが保管されています。

 

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それがこちら。

(この辺りに自生していない)竹を組み上げ、(現代人御用達の)ハンググライダー用の布を貼り、(飛び安里が考案した『弓の弾力性を補助として脚力で羽ばたく仕組み』を排除して)造り上げられた機体に、(まさかの)ハンググライダー元日本チャンピオンが乗り込み、10m~20mほど飛行したという、もうそれ単なるハンググライダーだろ…代物なのです!

 

興味のある方は、記念碑とあわせて南風原町役場へ見に行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

それではまた!

 

 

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←だいたいこんな仕組み。

 

 

 

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