シーサー・イズ・マモリガミ!

神秘の沖縄大冒険

旗頭ってなんなのさ?

      2015/05/07

沖縄の伝統芸能といえば、エイサーがダントツで有名です。

もし沖縄県民に、『あなたは何か沖縄の伝統芸能にチャレンジしたことがありますか?』と尋ねたなら、ほとんどの人が『エイサーならやったことがあります。』と答えることでしょう。なぜならエイサーは沖縄県内のほとんどの小中学校において、運動会や学芸会などのイベントで踊らされるからです。

沖縄県民にとって、運動会でエイサーを踊ることは、アポロをピンク部分と黒部分に分割して食べることと同じくらい自然なことといえるでしょう。

 

しかし、沖縄にはエイサー以外にも、多くの伝統芸能があるのです。

本日ご紹介いたしますのは、旗頭という伝統芸能。

エイサーほどではないにせよ、多くの沖縄県民に愛され、競技人口(?)もそこそこ多いにも関わらず、観光客にはびっくりするくらい知られていない伝統芸能です。

僕は以前、旗頭保存会に籍を置いていたことがございますので、解りやすくご説明いたします。

 

DSC09931

このデッカイ棒が旗頭だ!

 

旗頭とは、ひとことで言っちゃうとデッカイ棒です。

『デッカイ棒…それが旗頭なのです!!』

これは、僕が所属していた旗頭保存会にて、新入りの方々に旗頭のことを説明するとき使用していたテンプレート文です。

シンプルかつ解りやすくていいと思いますので、これから旗頭のことを人に説明する時には是非お使いください。

ちなみに僕は新人への説明をコレで済ませたあと、先輩に叱られました。

 

 

hatagasiranoare

 

旗頭の正しい使用法と各部の名前は上図の通りです。

巨大な棒である旗頭を、力自慢の男たちが一人で持ち上げてスクワットとかしてみる。というのが旗頭の基本的な流れ。

小学生の時、指先にホウキとかのっけてバランス取って遊んだことありません?アレのレベル100だと思えば解りやすいかと思います。

 

 

 

旗頭の大きさは地域や団体によって異なりますが、大体5~6mくらい、重さは30~50kgくらいが一般的です。

重さのほとんどは先端の飾り(トゥールー)に集約されており、旗頭全体の重さが50kgなら、30kgくらいはトゥールーの重さ。

なので、持ち上げている人の手元が1cm傾くだけでも、旗頭の先端は数十センチ傾き、傾いた部分に途轍も無い重さが加わるため、一気に倒れてしまいます。

しかも先端が一番でかいので、風の抵抗も受けます。めっちゃ危険です。

 

よって、どうしても倒れそうになった場合は周りに控えている人たちが、”ガッソー”と呼ばれる道具を使って旗頭を支えます。

ガッソーを持っている人たちは、いわば旗頭を倒さないようにする為の最後の砦なので、旗頭を持ち上げている人よりもむしろ熟練の方が担当することが多いです。

もし旗頭を見学する機会があったら、旗頭がガッソーに支えられている回数や時間を観察してみてください。ガッソーに支えられている時間が短い持ち手ほど、旗頭が上手いということです。

希に、持ち上げてから交代するまで、ずーーーっとガッソーに支えられてる、というかむしろ取り押さえられてる、みたいな持ち手がいますが、それは初心者か、そうでなければ下手くそです。僕です。

 

DSC09955

金城町に保管されているどっかの団体のトゥールー。

 

旗頭は地域ごとに大切にされているものなので、普段は各部分ごとに分割して、屋内に保管されています。

多くの団体は、役場や博物館、公民館などに保管しているので、保管された旗頭を見学できることも。

気になるかたは、下にご用意した『気になる!ボタン』をクリックしてみてください。

 

 

kininarubotan

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に何もおこりません。

 

 

というわけで本日は旗頭という文化のご紹介でした。

旗頭を見てみたい!と思ったかたは是非、見に行ってみてください。

あと、できれば、

『旗頭って、やったことある人にしか難しさがわかんないし、ガッソーに触れずに持ち続けるカッコ良さも、伝わらないんだよねぇ…』

と、酔っ払って涙目になっていた僕の先輩を見つけて、それとなく褒めてやってください。

 

 

 

 

【ショップジャパン正規品】ワンダーコア WDC-WS01

新品価格
¥14,900から
(2015/5/6 18:35時点)

←旗頭には腹筋も必要。やってみたら解る。

 

VacaSta

 - OKINAWAコラム! , ,

">